今月は、<モンパリお買物倶楽部>のパートナー・ブドワールより「トワル・ド・ジュイ(Toile de jouy)」と呼ばれるフレンチプリントをご紹介します。
1759年、オベルカンフという職人が、ヴェルサイユから約4kmほど離れた小さな町、Jouy-en-Josas(ジュイ・アン・ジョザス)に、マニュファクチャーの染色アトリエを構えました。これがトワル・ド・ジュイの始まりです。ベージュやグレーのバックに、赤や青、薄緑、茄子紺など、美しいモチーフカラーが特徴で、フランスの市民生活の記録画や素朴な田園風景、ギリシャ神話などが描かれました。
トワル・ド・ジュイは一大ブームとなり、マリー・アントワネットに愛され、ヴェルサイユ宮殿をも彩り、瞬く間に18世紀の重要文化となりました。そしてフランス装飾芸術史に名を残し、今でも身近な生地デザインとして親しまれています。
今回は、布製の封筒とカードのセットを2名様にプレゼント致します。どちらの色が当たるかは、お楽しみに。
<モンパリお買物倶楽部> BOUDOIR ブドワール
http://mon-paris.jp/?mode=cate&cbid=440471&csid=0
封筒とカードのセット 3ユーロ
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