新年　あけましておめでとうございます。
本年もモンパリをよろしくお願いいたします。

フランスを含むヨーロッパの新年は、日本よりもあっさりとしたもので、元旦を静かに過ごすと、2日からは意外と早くいつもの日常が戻って行きます。
お菓子やさんやパン屋は年末から年始にかけてガレットデロワの販売をはじめます。
さくさくとしたパイ生地の間に、アーモンドクリームやフランジパニが入り、素朴ながらもバターのリッチな香りが楽しめるお菓子です。
いろいろなお店のガレットデロワを毎年試してみましたが、意外に美味しかったのが、この冷凍食品専門店Picard (ピカール)のもの。
自宅のオーブンで焼くので、少し時間はかかりますが、あつあつのパリパリの生地、ナイフを入れると、たちのぼるバターの香り、焼きたてを楽しめます。
この時期フランスの家庭ではよく食べられるのですが、バニラアイスを添えて出したりすると、「ちょっと新鮮」と子どもの頃から食べているフランス人の方々にも好評でした。
ジャンパンやシードルなどの発泡のお酒とよく合います。
フェーブがあたればラッキー、年の初めの運だめしです。