5月の後半くらいからバラが最盛期をむかえています。
パリのバガテル公園がバラの豊富な園としては有名ですが、パリの南郊外 L'Hay les roses (ライ・レ・ローズ)という街にもバラの名前がつく場所にあるこちらのばらの園もバラを堪能できる場所です。
19世紀末にパリのデパートボンマルシェのセールスディレクターであった Jules Gravereaux氏が引退後自己の財産を注ぎ込み作り上げた庭園だそう。現在はVal-de-Marneの県立庭園となっています。
およそ3300種のバラが植えられ、とりわけ原種も多くみられる庭園として有名です。原種はつるや木立で四季咲きではなく一季咲きで、開花の時期は短いものの、香りのよいものものが多いそうです。
心地よい風にのって、うっとりとするようなバラの香りがあたりに漂う。バラは愛の象徴、花の女王、その芳しい香りと共にいつの時代も人々を魅了しつづける花の盛り。その僅かな開花の時季に、是非おとずれてみては。
La Roseraie du Val-de-Marne
http://www.roseraieduvaldemarne.fr
5月中旬〜9月中旬まで開園
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