秋のパリは、サロンが目白押しです。アート、モード、ポップカルチャー、食、インテリア、出版、医療、経済などなど、あらゆる分野でさらにテーマ分かれし、世界中から出展者と客、バイヤーがやってきて、ホテルはどこも満室！　日本でもよく知れたものとしては「サロン・ド・ショコラ」でしょうか。ナチュラル、ビオ志向の昨今は、＜自然の体内リズムを大切に生きる＞といったテーマから健康を掘り下げるものも多いようです。芸術の秋はサロンに参加するギャラリーやアーティストも大忙しの時期となります。

こちらのサロンは「メゾン・エ・オブジェ」。フランスで２番目を誇る規模の、パリ・ノール・ヴィルパント会場で開催されました。一般向けのサロンではなく、プロのみが参加し商取引が行われます。8ホールから成る24万平米以上の広大な会場にインテリア関係のあらゆるオブジェが集結し、クリスマス前商戦もたけなわとなりました。