パリッ子は運河が好きで、夏は冷たいジンジャー・レモン水やビールでだらだらと川っぷちピクニック、冬もやっぱり、ワインや、相変わらず流行りのモヒートを飲みながら、ここ数年来ホットなアート系クラブ、バーなどでいつまでもおしゃべりします。
レピュブリック辺りから<サン・マルタン運河>が始まり、スタリングラードやジョレス以北が<ヴィレット貯水池>、それから<ウルク運河>が再開発エリアのラ・ヴィレットを通って続きます。北駅や東駅からほど近い、メトロ7番線のクリメ、5番線のウルク辺りの河岸(※画像)は、パリ中心部では見られないデザインな建物も見られます。
「パリで最も安く、質も上々」と言われる朝市がたつのもこの辺り。肉も魚も、安く良いものが手に入るそうです。野菜は最高級クラスのものではありませんが、1週間分を大量に買う人でごった返すのだとか。
パリ19区と聞くと、物騒で危険な感じがしますでしょうか?
そのイメージは決して間違いではありません。薬物の取引が行われていたり、白昼、拳銃やナイフを目撃するハメになった友人もいます。19区に限らずパリ中心部でも同じですが、夜遅くに1人でうろうろしたり、誘いに乗ったりすることのないようにお気をつけください。 |