フランスのみならず、世界中で絶大な人気を誇る写真家、ロベール・ドアノー(1912〜1994年)。パリ市庁舎前で口づけをする恋人や、愛らしい子どもたち、ついつい微笑んでしまうショットがたくさんの広告や商品に取り扱われていることもあって、ドアノーの作品はとてもメジャーです。現在、パリ市庁舎では「ドアノーが見つめたレ・アール展」開催中。かつてレ・アールが、パリの卸売市場だったころの記録です。パリや地方、また外国からも、料理人や商人、個人客が、様々な階級や職種も混ざり合って、フランス全国から集まる最高の食材を求めてやって来ました。農業国であるフランスの根底を、写真家の眼差しが日常の風景として切り取った一枚一枚の裏側には、奥深いフランスの食文化、農業の在り方、また労働階級、等々、色々見えてくるエクスポジションです。
4月28日まで開催
パリ市庁舎展示場
29, rue de Rivoli 75004
オープン:10〜19h、日祝以外毎日
入場無料
*<ドアノー>切手型シールを販売しています
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ウェブ通販サイト・モンパリお買物倶楽部
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