2012.06.27
再生、日本。 〜2011年3月11日のその後〜
東日本大震災後の復興を紹介するエクスポジションが、パリ市庁舎で開かれています。地震・津波発生直後から、少しずつ再生してきた東北を、写真、漫画、コンサート、講演などで紹介するものです。
そういえば震災の後、パリ市庁舎前には半旗が掲げられた日がありました。フランス国旗、欧州旗、そして日本国旗が3本並んでー。市庁舎前広場では常にイベントが催されるため、建物外観の視界が遮られることも多いのですが、そのわずかな隙き間、広場が大きく開けた1日限定の、日本へのオマージュでした。
パリ市は、救援物資や寄付を日本へ届けています。各地で日仏一丸となってチャリティ活動も盛んに行われました。今日も被災地の自立支援活動が続いています。「絆」という言葉を日本のメディアで多く目にしました。フランスと日本の友好関係が生んだ、ここにも絆があります。
*画像は、シテ島とサンルイ島を結ぶサンルイ橋の上から臨む、パリ市庁舎です。
会期:2012年 6月21日〜7月7日
時間:10〜19時
閉館:日曜
アクセス:パリ市庁舎正面入り口より
無料
パリ市サイトの詳細:
http://www.paris.fr/accueil/culture/la-renaissance-du-japon/rub_9652_actu_116754_port_24330
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