19世紀末、欧州を中心に広まった美術スタイル、アールヌーヴォー。連続的な植物モチーフや、女性らしい優美な曲線が特徴的です。地下鉄12番線のアベス駅出入り口は、アールヌーヴォー様式の代表的存在、建築・装飾家ギマールのデザインです。
さて、このアベス駅周辺は、昔から変わらない庶民的な趣が残っていたり、個性的な”ハンドメイド系”ショップが多かったり、ということもあって散策も楽しい界隈です。地下鉄を降りて地上へ出る際、モンマルトルの丘の麓ですから、地上までの階段はずいぶん長いので要注意です。疲れたくないかたは、エレベーターをお薦めいたします（待ち時間も長いので、のんびり待ちましょう）。