2015年1月7日水曜日に起きた『シャーリー・エブド襲撃テロ事件』は、世界中に大きな余波を広げました。
事件後最初の週末の11日日曜日には、パリではおとそ150万人の人々がデモに参加し、47カ国の国家元首などが、追悼の行進をするという規模。
これだけの人が一堂に会したのは、1945年のパリ解放以来のことだそう。現在もこの事件に関しては様々な意見が飛び交っていますが、 ≪  Je suis Charlie (私はシャーリー) ≫をスローガンにこれだけの人々が結束したのは目を見張る出来事でした。フランスは歴史の上で自由を勝ち取ってきた国。その象徴とも言えるリピュブリック広場のマリアンヌ像に集結した人々の訴えは、今後ももテロと共存していかねばならない社会にとって、記憶に強く残る出来事となるでしょう。
犠牲となった方々への哀悼を捧げると共に、今後このようなテロリズムによる事件が繰り返されないことを祈ります。