今年もメトロの構内に牛の広告がみられる季節になりました。
Salon International de l'Agriculture 2015 (国際農業見本市 2015)は、年間パリで数多く開催されるサロンの中でも人気があると同時に農業大国フランスの誇る、一大見本市です。
畜産、農業、食品など、様々なパビリオンや催しものエリア、特に毎年人気なのは、ご覧のポスターの牛のような、実物の動物たちにふれられる場。
学校がお休みなので、子ども連れで訪れる家族も多く、4000頭以上の牛、馬、山羊、ウサギなどが会場に集まります。
大人に嬉しいのは、会場巡りの合間にフロマージュやシャルキュトリー、ワインなどをお祭りの屋台をまわるような感覚で味わえること。
かつてサルコジ大統領が視察に訪れ、一般市民に暴言を吐いたことで話題になったこともありますが、一度は体験してみたいイベントのひとつです。