英国大使館に勤める友人に招待され、2月に新しく着任された英国大使の歓迎カクテルパーティに行ってきました。会場の在仏英国大使公邸はフォブール・サントノレ通りに位置します。大統領官邸のエリゼ宮、在仏日本大使公邸、また、エルメスも同じ通りにあります。
1814年以来、英国大使公邸として使われているシャロスト邸は、フランス中央部シェール県のシャロスト公の命で1722年に建てられました。フランス革命期には空き家となっていましたが、1803年より、ナポレオン・ボナパルトの妹、ポーリーヌ妃が11年間にわたって家主となり、改装や装飾を整えたものが、多く今現在まで残っています。美しいシルクが貼られた室内壁面や調度品、シャンデリアなどはとても豪華で優美。賓客を迎える際には暖炉も燃やされて、何とも贅沢な空間となっています。
オリンピック（7月27日〜8月12日）、パラリンピック（8月29日〜9月9日）の開催に合わせ、パリからロンドン入りするかたも多いことでしょう。パーティは和やかで温かく、フランスの歴史、また英国との歴史や絆を感じたひとときでした。

もっと詳しく知りたいかたは・・・

在仏英国大使館サイト：
http://ukinfrance.fco.gov.uk/fr/

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