パリは4月の雨続きの、お天気には恵まれない日が続いていま すが、今年も通りからリラの花の香りが漂っています。すずらんの ようでやや大人っぽい感じの香りです。フランスには"Le temps des lilas / リラの季節" という言い回しがあり、美しく喜ばし い春を意味するそうです。
有名なフレンチシャンソン歌手のバルバラも同じタイトルの歌を歌っています。歌 はこち（http://www.youtube.com/watch?v=nxmNHfwLL2M）
日本では英語で『ライラック』と呼ばれることもありますが、和名 は紫丁香花（むらさきはしどい）。香りのよさで有名ですが、涼し く乾燥した地を好むため、日本では北海道が一番の繁殖地。以南は 見かけることがあまりまりませんね。
はやくこの長雨が終わり、花の都パリらしい、美しい季節の到来が 待ち遠しい今日この頃です。