いよいよ今週日曜日が最終決選投票となったフランス大統領選。
第一次投票で、サルコジ現大統領を僅かにリードした社会党のオランド氏か、一期の任期での退陣は何としても避けたい国民運動連合のサルコジの再選になるか、一騎討ちの選挙投票が行われます。今日2日の夜には恒例の決選投票前の両氏の一騎討ち討論がテレビ放映されるそうで、フランス国民の注目が集まります。あの手この手で両氏を批判する政治風刺もデットヒート。彼等は、派手好き なサルコジ氏を「Bling bling/ブリンブリン(派手派手しい)大統領」、オランド氏を名前のフランソワとその不安定に揺れる政策を風刺し「Flanby/フランビー(フランスの子供に人気の柔らかいプリン)」と呼んでいます。
このようなフランスの政治風刺の歴史は、既にルイ14世の時代にはおこなわれていたそうで、国民の政治への意識の強さが感じられます。
さあ、この選挙のゆくえはいかに?
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