パリの3区と4区の間に位置するパリで最古の広場、Place des Vosges / ヴォージュ広場。アンリ4世によって、1612 年につくられ、現在はパリ市民や観光客の憩いの場として親しまれ ています。
完成当初は、Place Royale(王家の広場) という名前でしたが、1800年のフランス革命時にヴォージュ広場と改名されます。
ヴォージュとは、フランス東部の地方の名前。他のどの地方よりもはやく納税をしていた感謝の意を表し、広場の名前となったそうです。
四方をぐるりと囲む煉瓦造りの建物の1階には、ギャラリーやブティックが軒を連ねています。
広場はマレでのショッピング帰りの人々、遊具で遊ぶ子どもたち、芝生に寝転ぶ学生、本を読むムッシュー…噴水の水が涼しげに吹き上げ、初夏もパリの休息の場所として、ゆるやかな空気が流れています。
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