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手紙が伝える、あなたの気持ち。手紙が教えてくれる、知らない街のこと。あなたの窓からはどんな世界が見えますか？

感じいい！親切！ちょっと贅沢！「セ・サンパ」とパリジャンは表現します。そんなサンパなパリを、ほぼ毎週更新でご紹介しています。


	2003.07	back｜next

木に登る山羊・・・モロッコの渡辺さんから大変面白い写真が届きましたのでご紹介します。

　写真はアルガンの木です。オリーブより大きめの実がなり、その実からオイルを絞ります。写真をよーく見て下さい。
山羊が８頭上っています。羊は木の下、山羊は木の上です。

何故山羊が木に登るのか？
真相は良くわかりませんが、３つあるように思えます。
１．山羊はアルガンの若い芽が好きらしい、だから枝の先の方まで行く。
２．写真撮影の辺りは、地面に山羊にとっておいしい草が少ない。
３．子ヤギが木の下の方に登っていることが確認できると思います。親の山羊が登るのを真似て盛んに木登りに挑戦しようとしています。このことから、この群れの山羊は木登りの学習環境が伝統的にある・・と言えるように感じました。
私達も、山羊の元気で過ごしたいものです。

（モロッコ王国　アガディールにて）渡辺　政彦

＊アガディールはモロッコの南端、海に面した観光の街です。
日本政府が水産プロジェクトを支援しているため、日本との関係の深い街でもあります。

*上の写真で山羊が見つからなかった方のために・・・もっと近づいて木の下から撮った写真。ここには４頭山羊が写っています。見つけられましたか？

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