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2003.08 | back|next | ||
ギリシャからの手紙 (テッサロニキ)その1 アレキサンダー大王の国マケドニア、その首都として紀元前4世紀から栄えたテッサロニキからの報告です。 テッサロニキは、アレキサンダー大王の妹にして、大王の後継者の后にちなんでつけられた名。町中遺跡だらけ。ローマ時代、ビザンチン時代、オスマントルコ時代の建物が、近代的なビルの間に点在している。現代と古代、中世が共存している、魅力的な港町。北に隣接する旧ユーゴスラビア・マケドニア共和国を、ギリシャは、関係ないのにマケドニアの名を勝手に使ったとして、非難している。ギリシャ版元祖争いは規模が大きい。 近くのハリキディキは3本の指の形をした半島で、観光の穴場。(そこのホテルに泊まりました。ゆったりした敷地にオリーブの木が一杯。部屋のすぐ前に白砂の海岸が広がる。それで2食つき60ユーロは安い。)一番北の半島アトス山地はギリシャ正教の修道院20を擁する信仰の地。未だに女人禁制。男性でも、外国人は日に10人までしか入れない聖地。 峻厳な岩山の上に建てられた修道院群は圧倒的迫力を持って、見る者に迫る。オスマントルコの時代、イスラムからギリシャ正教の伝統を守るためにいろいろな国がこれらの修道院を建てたという。 アリエタ・ジコリ Arjeta Gjikolli.
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