わたしのふらんす

013   トリアノン行「らくちんコース」

 ぽっかりと予定の空いた日曜日、いつも時間切れで足を伸ばせずにいたトリアノンへ出かけてみました。ネットではヴェルサイユへの一番簡単なアクセス方法は地下鉄9番の終点ポン・ド・セーブル駅前から171番のバスとあります。時間がかかる行き方ですが、途中セーブル美術館で陶磁器鑑賞ができるのです。
 駅を降りると少し離れた川の向こう側、後ろに木々を従えたお城のような建物が見えます。こじんまりした落ち着ける美術館です。職員さんの感じもよく地下のトイレもお洒落で綺麗、ショップで面白い変わった絵本を買いました。
 美術館を出てすぐの道路際がヴェルサイユ行き171番のバス停です。車内にはヴェルサイユまで26分との表示。市内のアパルトマンとは異なる郊外の一軒家が並んでいるのが珍しく、分離帯のお花の種種雑多な植え込みが綺麗で、あっという間にヴェルサイユの門前に到着しました。
 グラントリアノン、憧れのプチトリアノンを夢中で歩き回って歩き疲れたために結局また帰路も門前から始発でゆっくり座れる同コースを取りました。時間に余裕があり、帰路はゆっくりと足を休めたい人へお勧めの「らくちんコース」と言えるでしょう。


                         プチ・トリアノン

投稿者= 坂本美子

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読者の便り (2009.03)
  • 初めてこのサイトを知りましたが、朝比奈先生のコラムは時々の経済や社会情勢も盛り込んであり、日仏と両方の勉強にもなり、面白くてスキです! ( EO さん)
    ありがとうございます。朝比奈ファンは多いのですよ。フランスの色んな側面を見ると、ますますフランス(パリ)の旅もたのしくなりますよね!

  • 「PARIS」の映画を見てこのサイトを発見! パリへ行く前に知っていたら〜もっともっと愉しい旅行が出来たかも。。。 即、お気に入りに登録しました 。これからも時々お邪魔して「パリ」の情報を楽しみにしてます。( YI さん )
    「PARIS」をご覧になって、実際に行かれたパリを再認識されたのではないでしょうか?何度も訪れたくなるのが「パリ」それまで、このサイトを見に来てください。

  • パリで食べてみるの「クレープ」の記事、じっくり読みました。文章から美味しい想像ができるし、メニューと値段もかいてあるので初心者でも挑戦しやすいなあと思いました。次回、訪れてみたいです。 ( SM さん )
    2月にクレープの日があったりして、どちらかと言うと寒いときの食べ物のようです。モンパルナス駅付近もたくさんクレープ屋さんがあります。ぜひ、パリで食べ比べてレポートをモンパリに送ってください。
  • ツアー旅行でしたが、友人と5日間フリーの時、地下鉄のカルネを買って、住人のように行動し、有名な美容室にも行き、とても有意義でした。フランス語を上達させ、また近い内に行きたいと思います。 ( KK さん )
    「住人のように!」が大切です。パリはどんなときも自分のパリ「モンパリ」でいてくれる素敵な街ですよね。きっと、また近いうちに来てkkさんのモンパリを教えてください。
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