015 フランス映画紹介
オルセー美術館・開館20周年企画制作映画 『夏時間の庭』 2009年5月、銀座テアトルシネマ他にてロードショー
c 2008 MK2 SA- France 3 Cinema
オルセー美術館20周年企画として全面協力の下に製作された本作品。映画に登場する美術品の多くは、オルセー美術館や個人コレクションから貸し出されました。美術館では、手を触れることも出来ない家具に、無造作にものが収納されていたり、巨匠の彫刻がスーパーの袋から出てきたり、ストーリーを楽しみながら芸術鑑賞としても見応えのある作品です。
ストーリー
画家であった大叔父が遺したアトリエに住む母の誕生日を祝うために集まった、三兄妹とその家族。楽しい席にも関わらず、母は自分の死後の遺産相続のことをしきりに気にかけていた。
そして突然に訪れる母の死。
それぞれの事情の中で、想い出に彩られた家と美術品の相続処理を進めるうちに、三人が向き合うことになるのは、愛着と現実のジレンマと、母のある想いだった。
c 2008 MK2 SA- France 3 Cinema
印象派の画家たちが愛した土地イル・ド・フランスの自然と陽光の中で描かれる、家族の絆。
変化の時代に生きる現代人の心に染み入る感動作!
監督:オリヴィエ・アサイヤス
出演:ジュリエット・ビノシュ、シャルル・ベルリング、ジェレミー・レニエ
公式サイト http://natsujikan.net/
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