耳におしゃれなフレンチタッチ、最新ディスクの紹介。



セ・サンパ
感じいい!親切!ちょっと贅沢!「セ・サンパ」とパリジャンは表現します。そんなサンパなパリを、ほぼ毎週更新でご紹介しています。
他のパリを聴く
この夏は、数奇な運命のダリダ(Dalida)に酔う
《LA MOME》 愛と悲劇のシャンソンの女王、エディット・ピアフ
現代版エディット・ピアフ 「L'empiafee」を聴いて、元気をもらおう!
パリの秋も、またまたミュージカル?
パリの春も、またまたミュージカル?
パリの冬は、 コメディ・ミュージカルでホットに!!
秋はシャンソン・フランセーズの季節
また二つ、巨星逝く、、
シャンソン界の重鎮たち
テーマ「愛」
癒し系歌手
CDレビュー5月
ジェーンバーキン
CDレビュー1月
CDレビュー12月
プチ・プランス
カース
 パーティーが多いこの季節。音楽が楽しいパーティーにマストアイテムなのは、フランスも日本も同じですよね。この時期、パリのパーティーやディナーで活躍しているであろう、話題のディスクをセレクト。
2002.12
BEAUTIFUL SONGS / Silent Sounds (322472 M10)  
暖かい気分になりたい。冬の寒空の下、70のおじいちゃんだって、5歳の子供だって同じように思うはず。そんな時にはこのディスク。タイトルのとおり、だれだって知っているあの曲、この曲がコンテンポラリーにお色直し。ルグランからチャップリンまで、インドのエッセンスや、ラウンジーなテイストが加わり新鮮。でも共通なのは、ハートウォーミングな雰囲気。冬の北風の中を訪れてくれる親しい仲間を、アペリティフと優しい音楽で暖かく迎えてあげよう。
 
   LA MUSIQUE DE PARIS DERNIER 3 / (NV 46011)
  パリで大ヒットしたコンピの第三段。もともとはフランスのケーブルテレビの番組で使用された、だれでも知っているあの曲、この曲の意外なカヴァーヴァージョン。プライヴェートディナーなどで使われる頻度高し、のこのディスク。マイケルジャクソンからゲーンズブールまで。特別エッジイな選曲でもないけれど、ちょっとニンマリできる。そこがリラックスしたいパーティーでは重宝。
FASHION WEEK / (George V records)  
パリで暮らしていると、パリコレって割と身近かな存在。だれでも知っているモデルがスクーターに乗って移動していたり、よく行くセレクトショップも外国人のバイヤー、ジャーナリストであふれていたり。新聞の第一面だって、サンローランの今回の特徴は、なんてやっている。そんなパリなのに、今までありそうでなかったこんなディスク、でました、ついに。タイトルはそのままの「ファッション・ウィーク」。 その名のとおり、ショーで使用されたあの曲この曲。こんなディスクをかけて、今年のパーティーでは、「そうそうディオール今回もよかったよね。」なんて会話がはずむのかしら?
ケンゾーも同企画のアルバムを発表。
ファションコンピは新しいジャンルになるか?

   8EME CIEL / Katerine (064 471-2 Barclay)
  ウニウニしたサウンドにウニウニしたヴォーカルが絡む。(でもこれはプリンスのアルバムではありません。)このウニウニ具合がツボにはまる頃、あなたはキャトリンヌのもう虜。ポストゲーンズブール最有力候補だった彼のアルバムも、すでに7枚目。サウンドは相変わらずのチープでゴージャス。フレンチタッチ、ちょっと我侭な優男風のルックス/ヴォーカルは、年下の男の子好きのお姉様にも人気
MA PLUS BELLE HISTOIRE D'AMOUR…BARBARA / Romanelli Ann'So (586 999-2 Universal)  
トリが出なければ紅白は終わらない。トリが出なければパーティーだって終わらない。それなら、フランス最後のディーバ、バルバラにリスペクトのこのアルバム。オリジナルに比べたら、とはいわないで。軽めのヴォーカルだけれど、しっとりと愛を歌います。
バルバラのラスト・コンサートを観た、は今だにパリジャンの自慢文句。

 


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