|
|
|
|
パーティーが多いこの季節。音楽が楽しいパーティーにマストアイテムなのは、フランスも日本も同じですよね。この時期、パリのパーティーやディナーで活躍しているであろう、話題のディスクをセレクト。
2002.12 |
|
|
|
BEAUTIFUL SONGS / Silent Sounds (322472 M10)
|
|
暖かい気分になりたい。冬の寒空の下、70のおじいちゃんだって、5歳の子供だって同じように思うはず。そんな時にはこのディスク。タイトルのとおり、だれだって知っているあの曲、この曲がコンテンポラリーにお色直し。ルグランからチャップリンまで、インドのエッセンスや、ラウンジーなテイストが加わり新鮮。でも共通なのは、ハートウォーミングな雰囲気。冬の北風の中を訪れてくれる親しい仲間を、アペリティフと優しい音楽で暖かく迎えてあげよう。
|
|
|
|
|
LA MUSIQUE DE PARIS
DERNIER 3 / (NV 46011) |
|
パリで大ヒットしたコンピの第三段。もともとはフランスのケーブルテレビの番組で使用された、だれでも知っているあの曲、この曲の意外なカヴァーヴァージョン。プライヴェートディナーなどで使われる頻度高し、のこのディスク。マイケルジャクソンからゲーンズブールまで。特別エッジイな選曲でもないけれど、ちょっとニンマリできる。そこがリラックスしたいパーティーでは重宝。
|
|
|
FASHION WEEK / (George V records)
|
|
パリで暮らしていると、パリコレって割と身近かな存在。だれでも知っているモデルがスクーターに乗って移動していたり、よく行くセレクトショップも外国人のバイヤー、ジャーナリストであふれていたり。新聞の第一面だって、サンローランの今回の特徴は、なんてやっている。そんなパリなのに、今までありそうでなかったこんなディスク、でました、ついに。タイトルはそのままの「ファッション・ウィーク」。
その名のとおり、ショーで使用されたあの曲この曲。こんなディスクをかけて、今年のパーティーでは、「そうそうディオール今回もよかったよね。」なんて会話がはずむのかしら?
ケンゾーも同企画のアルバムを発表。
ファションコンピは新しいジャンルになるか?
|
|
|
|
|
8EME CIEL / Katerine
(064 471-2 Barclay) |
|
ウニウニしたサウンドにウニウニしたヴォーカルが絡む。(でもこれはプリンスのアルバムではありません。)このウニウニ具合がツボにはまる頃、あなたはキャトリンヌのもう虜。ポストゲーンズブール最有力候補だった彼のアルバムも、すでに7枚目。サウンドは相変わらずのチープでゴージャス。フレンチタッチ、ちょっと我侭な優男風のルックス/ヴォーカルは、年下の男の子好きのお姉様にも人気
|
|
|
MA PLUS BELLE HISTOIRE D'AMOUR…BARBARA / Romanelli
Ann'So (586 999-2 Universal) |
|
トリが出なければ紅白は終わらない。トリが出なければパーティーだって終わらない。それなら、フランス最後のディーバ、バルバラにリスペクトのこのアルバム。オリジナルに比べたら、とはいわないで。軽めのヴォーカルだけれど、しっとりと愛を歌います。
バルバラのラスト・コンサートを観た、は今だにパリジャンの自慢文句。
|
|
|