耳におしゃれなフレンチタッチ、最新ディスクの紹介。



セ・サンパ
感じいい!親切!ちょっと贅沢!「セ・サンパ」とパリジャンは表現します。そんなサンパなパリを、ほぼ毎週更新でご紹介しています。
他のパリを聴く
この夏は、数奇な運命のダリダ(Dalida)に酔う
《LA MOME》 愛と悲劇のシャンソンの女王、エディット・ピアフ
現代版エディット・ピアフ 「L'empiafee」を聴いて、元気をもらおう!
パリの秋も、またまたミュージカル?
パリの春も、またまたミュージカル?
パリの冬は、 コメディ・ミュージカルでホットに!!
秋はシャンソン・フランセーズの季節
また二つ、巨星逝く、、
シャンソン界の重鎮たち
テーマ「愛」
癒し系歌手
CDレビュー5月
ジェーンバーキン
CDレビュー1月
CDレビュー12月
プチ・プランス
カース
ひとり暮らしのアパートにも、家族と暮らす人の家にも。パリの街角に、東京の街角に。生活のあるところに音楽があります。
2003.1
TATI Les Remixes de Mr. Untel  
昨年のカンヌ映画祭では、没後20年になるジャック・タチにオマージュをささげて、タチ作品の特別上映されました。そして、こんなディスク。タチのサントラのリミックス。ドリーミーなラウンジミュージックに仕上がっています。ユロ氏のボサノヴァとか、ユロ氏のハウスとか、楽しそうでしょ?ビールより、カクテルが似合う音楽。リラックスしてお楽しみください。
 
  HOLDEN/ Pedrolira
  80年代イギリスのアコースティック・ブームの頃に、こんなバンドがたくさんありました。ちょっとくすんだパステルカラーのような音。でもHOLDENは今のフランスのバンド。だからちょっとエレクトロな味付け。そんなバックの音に低温気味のガーリーなヴォーカル。ときどきアコーディオンが入ったり、ちょっとだけフレンチタッチ。何もしたくない日曜の午後にとっておきたい音楽。
Carla Bruni/ Quelqu'un m'a dit  
モデルの歌手デビュー。周囲の心配をよそに、サウンドは意外にしっかりしていたりします。グレース・ジョーンズしかり、ナオミ・キャンベル(もう廃盤だろうなあ。)しかり。で、カーラ・ブルーニ。ダンサブルな音を勝手に想像していましたが、意外にとってもフォーキー。アコースティックのギター片手に、シンプルなラヴソング。元スーパーモデル、無名の新人歌手のアルバムは「スザンヌ・ヴェガがバルバラを歌うときっとこんな風」なんてプレス評ももらって、リースより数カ月、大ヒット中です。
「元スーパーモデルの実力をお見せするわ。」
で、中身は意外に正統派のフレンチ・シャンソン。

 
  TAHITI 80/ Wallpaper for the soul
 

昔、日本にフリッパーズ・ギターというバンドがありました。あっと言う間に解散してしまいましたが。そこでTAHITI 80。ついにリリース、3年ぶりのニューアルバム!打ち込みやストリングスの起用により、少しだけ厚みをましたペットサウンドですが、キャッチーでスウィートなメロディラインは健在。全曲英語で歌っていますが、フレンチのバンド。(パリのレコード屋さんでも、ほとんど洋楽扱いでおかしい。)朝の目覚めに、ヘヴィー・ローテーション中です。

   
   


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