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2004.04.04 |
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「スクール・オブ・ロック(Rock Academy)」
Rock 'n' Roll avec JB! |
「スクール・オブ・ロック(Rock
Academy)」の主役は、たるんだお腹に、むさくるしい髪の毛がトレードマークのロック野郎、デューイ・フィン(ジャック・ブラック)。代理教員として働くお人よしのネッド(マイク・ホワイト)のアパートに、居候。今日も売れないロック・バンドでギターをかき鳴らし、観客にダイブするけど、誰にも受け止めてもらえず、床にたたきつけられてしまうような毎日。
・・・しかし、そんな身勝手な日が永遠に続くほど、世の中は甘くない。バンドから突然解雇された挙句に、ネッドのGFからは、未払いの家賃を払わないのならばたたき出す!と宣告され、仕方なく自慢のギターを売ってお金にしようと電話をかけまくっていると、ネッド宛てに1本の電話が。高給に目がくらんだデューイは、ネッドになりすまし、私立の名門小学校に代理教師としてもぐりこむ。
勉強を教えるフリすらせず、居眠りをするデューイに、これまでガリ勉を強いられてきた生徒達は戸惑うばかり。そんなある日、子供達の音楽の授業での素晴らしい演奏を見て、デューイは、バンドコンテストに出場して賞金を稼ごう!と思い立ち、クラスを説き伏せてなんとロックバンドを結成!"Shool
Of Rock"と名づけられたこのバンド、果たして行く末はいかに?
主役のデューイを演じるジャック・ブラックは、今年のアカデミー賞授賞式に、ウィル・ファレルとともに、主題歌賞のプレゼンターとして登場。お馴染みの「スピーチ打ち切り音楽」にデタラメな歌詞をつけて見事に歌い上げ、司会のビリー・クリスタルをして、「こういう才能のある若手の登場は全く持って脅威です」と言わしめた、今最も注目されているコメディ役者。
新時代の"JB"、ジャック・ブラックのハチャメチャぶりと、ノリのいいロック音楽が楽しいこの作品。見終わった後に、AC/DCのCDを、買いに走る人も多いのでは? |
「スクール・オブ・ロック」(仏題:Rock Academy)」
監督 |
リチャード・リンクレイター(『ニュートン・ボーイズ』、『テープ』) |
脚本 |
マイク・ホワイト(『チャック&バック』、『グッド・ガール』) |
出演: |
ジャック・ブラック(『ハイ・フィデリティ』、『愛しのローズ・マリー』)/ジョーン・キューザック(『イン&アウト』、『プリティ・ブライド』) |
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2003年/アメリカ・ドイツ共作/英語/カラー/108分/DTS/Dolby
Digital |
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