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2007.01 |
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| ボブールにタンタンが来た |
日本ならさしずめ『サザエさん』。ベルギー生まれの人気漫画『タンタンの冒険』シリーズの作者、エルジェことジョルジュ・レミ(1907-1983) の展覧会がポンピドーセンターで行われています。
1929年ベルギーの子ども新聞「ル・プティ・ヴァンティエム(Le Petit Vingtieme)」の連載漫画として始まった『タンタンの冒険』。年齢不詳のベルギー生まれルポライター、タンタンとその相棒でかなりの酒好きホワイトフォックステリア犬ミルゥ、親友アドック船長(彼も相当の大酒のみ!)や、双子でもないのにそっくりで間抜けな刑事のデュポンとデュボンなど、登場人物たちが秘境の地から月にまで大冒険を繰り広げるこの漫画は、シンプルながらもカラフルなイラストやストーリラインの分かりやすさから、子供から大人まで、国民的キャラクターとして愛され続けてきました。
作者のエルジェ自身は、第二次世界大戦中にナチに協力したという非難を浴び、作品を発表できないなど不遇の時代も過ごしました。しかし、60年代には『タンタンの冒険』が映画化されるなど人気は絶頂に達し、大統領選を勝ち抜いたドゴール大統領が演説で「これで私のライバルはタンタンだけだ」と冗談を言ったように、誰もが知るキャラクターとなります。またこの漫画シリーズは、ウォーホルをはじめとする多くのアーテイストにも影響を与え続けてきました。
展覧会では彼がイラストを担当した連載誌の展示を中心に、細かく描写されたデッサンやクロッキー、参考資料、レタリングにいたるまでが集められ、シリーズが作り出されるまでのプロセスをコンパクトに紹介しています。また彼が青年時代に中国人留学生チャン・チョン・チェンと友好を深めたことから作られた代表作品『青い蓮』のオリジナル連作を見ることもでき、タンタンファンにはたまらない見ごたえ十分の展覧会です。 |
<HERGE > エルジェ展
入場無料
2007年2月19日まで。
11時ー22時 火曜日休館(ただし木曜日は23時まで)
1月21日15時より同館にてコンフェランス開催
Centre national d'art et de culture Georges Pompidou
Place George Pompidou 75004 Paris
TEL:01 44 78 42 16
メトロ(11号線)ランビュトー(Rambuteau) |
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